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くらしのくふう まな板を使い分ける

毎日使う台所だからこそ、より清潔に、より快適に使えるとうれしいもの。このコーナーでは、毎回さまざまな組合員の台所を編集部スタッフが訪問し、台所を清潔に保つための工夫や知恵を発見してお届けします。

今回おじゃまするのは...ともえさんちの台所

ともえさん

小学生の男の子と女の子を持つ、40代のお母さん。
「仕事・家事・育児をこなしながらのごはんづくりは、時間との戦い。
基本ズボラなので、いかに手間を省くかを常に考えています」

小学生の男の子と女の子を持つ、40代のお母さん。「仕事・家事・育児をこなしながらのごはんづくりは、時間との戦い。基本ズボラなので、いかに手間を省くかを常に考えています」


  まな板は使い分ける

料理をする時に欠かせないまな板。毎日使うものだけに、衛生管理って気になるものですよね。以前、木製のまな板を使用していたというともえさんも、どことなく衛生面が気になりつつもマメな手入れが苦手だったことから、最近シリコン製のものに変えたそうです。包丁の傷がつきにくく、水切れがよく洗ってもすぐに乾燥するため、衛生面の不安はこれでクリア。高温に強いので、熱湯消毒を兼ねて食洗機を使えることもポイントだったそうです。さらにまな板を2枚使い分けるなど工夫を凝らしています。

まな板は、生肉用と野菜用の2枚を使い分けています
まな板は、生肉用と野菜用の2枚を使い分けています

△野菜は緑のまな板、肉や魚は赤いまな板で調理します。ともえさん宅では、なんと包丁も使い分けていらっしゃいます。

生の肉と野菜を使い分けるのはとてもいい工夫です
生の肉と野菜を使い分けるのはとてもいい工夫です

生の肉や魚には、食中毒を引き起こす原因となる細菌が付着しています。まな板で生の肉や魚を切ったあとに続けて生で食べる野菜などを切ると、野菜がその菌に汚染されてしまう可能性も。しっかり洗ってから使うことが、何より大切です。生の肉や魚を切るまな板や包丁を使い分けるのは、さらにいいですね。ちなみに木製でも、洗剤で洗って乾燥させるなど、きちんと手入れしていればまったく問題ありません。

生の肉や魚には、食中毒を引き起こす原因となる細菌が付着しています。まな板で生の肉や魚を切ったあとに続けて生で食べる野菜などを切ると、野菜がその菌に汚染されてしまう可能性も。しっかり洗ってから使うことが、何より大切です。生の肉や魚を切るまな板や包丁を使い分けるのは、さらにいいですね。ちなみに木製でも、洗剤で洗って乾燥させるなど、きちんと手入れしていればまったく問題ありません。

料理の最中に、まな板や包丁をいちいち洗うのが面倒だなあ...というずぼらな性格から生まれた工夫でしたが、結果、衛生的に良いということが知れて得した気分です♪
料理の最中に、まな板や包丁をいちいち洗うのが面倒だなあ...というずぼらな性格から生まれた工夫でしたが、結果、衛生的に良いということが知れて得した気分です♪

どうやらともえさんの“まな板2枚使い”は、理想的なようですね。木製でも、きちんと手入れをすれば安全だということが分かって、ひと安心された方もおられるのでは? 具体的にどんな手入れをすればいいのかは、今後さらに突っ込んでいきたいところです。

編集部が見つけた「ここがいいね!」
編集部が見つけた「ここがいいね!」

パンやフルーツは小さいサブまな板で
生肉用と野菜用の2枚のまな板以外にも、パンやチー
ズ、フルーツやお菓子などにそなえて3枚目のまな
板を常備しているともえさん。小ぶりなサイズにデ
ザインもシンプルなので、パンやフルーツを切った
らそのまま食卓に出せるのも嬉しい工夫です。

パンやフルーツは小さいサブまな板で
生肉用と野菜用の2枚のまな板以外にも、パンやチーズ、フルーツやお菓子などにそなえて3枚目のまな板を常備しているともえさん。小ぶりなサイズにデザインもシンプルなので、パンやフルーツを切ったらそのまま食卓に出せるのも嬉しい工夫です。

※2018年4月19日に訪問しました。

みなさんの工夫、コメントしてください!

「◯◯さんちの台所」では、さまざまな台所の知恵を集めています。まな板のこと、包丁のこと、ふきんのこと、コンロのこと、冷蔵庫のこと、作り置きやお弁当のこと……。台所や食卓にまつわるあなたの工夫やアイデアをお聞かせください。

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コメント

  1. キッチン男子

    家の嫁さんは火を通すものと通さないもので包丁とまな板を分けています。生で食べる野菜、豆腐は火を通さない方のまな板と包丁を使用します。肉を切ったまな板と包丁で火を通す野菜を切っています。私は火を通す野菜は生で食べるようのまな板と包丁を使用するべきと考えています。嫁さんは断固聞いてくれません。例え火を通す野菜でも肉、魚を切るまな板と包丁を使用するのは間違ってませんか?回答宜しくお願い致します。

  2. SATETO編集部

    コメントありがとうございます。
    衛生面を考えると、肉、魚、野菜といった食材に合わせて使い分けるのが理想的です。とはいっても、何枚もまな板を用意するのは大変ですから、生肉や加熱用鮮魚などの「加熱する食材」と、サラダ用の野菜や調理済みの食品などの「加熱しない食材」とで、使い分けることでのリスク軽減を提案しています。
    使う際には「加熱する、しない」に関わらず、まず野菜を切ってから、肉や魚を切ることをおすすめします。肉や魚の雑菌が野菜に付着するのを防ぐことができて安全ですし、洗う手間を省くこともできます。もし先に肉や魚を切った場合は、その都度洗ってください。包丁も同じタイミングで洗うと安心です。

    食中毒予防の3原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、やっつける」です。
    手洗いをしっかりする、料理は放置せず早めにたべることも大切です。

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