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くらしのくふう トイレのコツコツ小掃除のコツ。汚れ別の掃除方法とおすすめ道具

トイレは一番綺麗にしておきたい場所ですが、一番掃除したくない場所でもあります。床や壁に飛び散った尿が匂いの原因になることも。前回と同じくお掃除のプロに、無理なく続けられる小掃除のコツを教えてもらいました。

おしえてくれたのは…
アズマ工業 倉島さん

トイレの臭いが気になる場合は、便器というよりも壁や床に飛び散った尿が原因となっていることも。まめに床や壁をさっと拭き掃除しておきましょう。今回は汚れや場所別にそうじのポイントをご紹介します。

参考:アズマの快適百貨:おそうじのコツ・お役立ち情報
  「汚れ別トイレの便器のお掃除について」 /「トイレの床のお掃除」 / 「こびりついた尿石の落とし方」


『トイレの床はどうやって掃除するのが効果的?』

A. 乾拭きよりも、水拭きがおすすめです

トイレの臭いの原因になるのが、床に飛び散った尿など。トイレの床は、飛び散った尿に加え、トイレットペーパーや服からでる埃がたまりやすく、思った以上に汚れが蓄積しやすい場所です。定期的に拭き掃除をして、キレイを保ちましょう。拭き掃除は、から拭きよりも水拭きがおすすめです。

【 床掃除の手順 】

1)ほうきなどでほこりを掃く

便器と床の設置面や便器の入り組んだところを特に念入りに掃き掃除します。また、スミにもほこりがたまりやすいので注意してくださいね。

2)拭く

トイレ用クリーナーなどで、飛び散った尿やほこりなどを拭き取ります。特に便器と床の境目は汚れやすいので、念入りに。また、壁にも尿が散っていることもあるので、床だけでなく壁なども一緒に拭き取りましょう。取り切れない尿汚れなどは、トイレ用洗剤を雑巾などに吹き付けて拭き取ります。

トイレに流せるシートを装着できるフロアーワイパーがあれば便利。トイレの奥の床までしっかりと拭くことができます。

『便器の輪じみはどうしたらいい?』

A. 初期なら、軽くブラッシングするだけで取れます

輪じみは水アカが時間の経過とともにこびりついたもので、便器の傾斜部分や水溜まり部分に発生することが多い汚れです。初期なら軽くブラッシングするだけで簡単に取れます。トイレ掃除をラクにする秘訣は、汚れが見えていなくても毎日便器を軽くこすり洗いすること。目では見えないくらいの汚れなので、水だけで簡単に洗い落とせます。できれば、黄ばみ防止のために週に1度は洗剤をつけてこすり洗いするといいですね。できてしまった便器の輪じみに効果的な便器そうじのコツをご紹介します。

【 便器そうじの手順 】

1)歯ブラシで集中的に擦る

トイレ用洗剤を歯ブラシなどにつけ、たまりのフチをブラッシングします。トイレブラシでも構いませんが、集中して汚れを落としたいのでお手元に使い古した歯ブラシがあればそれを使ってください。

2)洗剤を湿布

汚れが残ったところに、2~3重に折り畳んだトイレットペーパーを貼り付けて、トイレ用洗剤を吹き付けた後、約30分放置。洗剤湿布をすることで汚れが剥がれやすくなります。

3)トイレブラシで全体仕上げ

全体をまんべんなくブラッシングして仕上げます。

『こびりついた尿石はどうしたらいい?』

A. 酸性洗剤+「削る」掃除で解決できます

こびりついてしまったがんこな汚れは、研磨パッドで削る掃除を。水に濡らしてこするだけで落とせる研磨パッドがあれば、ガンコに固まった尿石も落とせます。コツは削った後に酸性洗剤で汚れを浮かしておくこと。便器と同じように、水受けタンクの輪じみ汚れも研磨できます。

【 尿石とりの手順 】

1)削る

便器についた尿石をハードタイプの研磨パッドやマイナスドライバーなどである程度取り除きます。表面を削ることで固くなった汚れを取り除き、洗剤を染み込みやすくします。

[ おすすめグッズ ]

アズマジック 便器用研磨パッドハード

アズマジック便器研磨パッドのハードタイプ。粗削りの段階であれば、この研磨パッドがおすすめ!

2)酸性洗剤をつける

カチカチの尿石は普段使っている洗剤では太刀打ちできません。強力な酸性洗剤を吹き付けて時間をおき、洗剤をなじませます。

[ おすすめグッズ ]

アズマジック トイレ洗剤

酸の力で便器まわりの黄ばみや黒ズミを強力に分解し、簡単に落とします。便器内やトイレタイルなどの陶器の汚れ落としに。

3)こする

洗剤が汚れを分解し、尿石がやわらかくなっていれば、トイレブラシでこすります。まだ固いようであれば、研磨パッドなどでこすります。

[ おすすめグッズ ]

アズマジック 便器用研磨パッド

陶器製便器にこびりついた尿石・水アカ・輪ジミをゴシゴシこすり落とす研磨パッド。仕上げ段階のこすりなら、ハードタイプより傷のつきにくいこちらがおすすめ。

※2023年9月現在のものになります。商品パッケージ等は変更になる場合があります。


まさに一番掃除したくない場所NO.1のトイレ。サボればサボるほど掃除するのがおっくうになっていました。トイレの床も便器も、汚れが見える前に落とすことで、後々の掃除がラクになるんだと改めて実感。これからは、輪じみになる前に、1日1回のブラッシングを心がけます!
(SATETO編集部いはら)

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