とんかつ、煮物、野菜炒めなどはもちろん、しゃぶしゃぶなどのお鍋料理にも欠かせない豚肉。ベーコンやハムなどは、子ども達にも大人気の加工品です。私たちには身近な豚肉ですが、栄養のこと、部位のことなど、実はあんまり知らないことってありませんか?今回は、そんな豚肉の基本をご紹介します。
- 豚肉のきほん INDEX
- 1.豚肉の栄養は?部位に合う料理は何?←今回はここ
- 2.豚肉の素朴な疑問あれこれ
- 3.解凍のコツを知って、冷凍肉を使いこなそう
豚肉には、うれしい栄養がたっぷり!
脂が多くて、太りそう…と思われがちな豚肉ですが、実は嬉しい栄養もたくさん。特にビタミンB1は、鶏肉や牛肉と比べると、なんと5〜10倍も多いとされているそうです(部位によって異なります)。スタミナのビタミンとも呼ばれるB1は、糖質をエネルギーに変えるのに欠かせないので、米を主食とする日本人にはうってつけ。玉ねぎや白菜など、豚肉との相性がいい食材と組み合わせて摂取すると、より体が喜びそうです。
バラ、モモ、ロース…
部位を知って、豚のおいしさ堪能しよう
ロースやバラでおなじみの豚肉。各部位の食感や味の特徴を知って、料理に合う肉質や好みの味を食卓に取り入れましょう。
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ロース
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キメが細かく柔らかで、コクのある脂肪が特徴。
縁にあるたっぷりの脂身には
旨みがギュッと詰まっています。
▼おすすめの料理方法
とんかつ、焼き豚、ポークソテー などキメが細かく柔らかで、コクのある脂肪が特徴。縁にあるたっぷりの脂身には旨みがギュッと詰まっています。
▼おすすめの料理方法
とんかつ、焼き豚、ポークソテー など
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肩ロース
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豚肉特有のコクと香りが強く濃厚な味わい。
赤身の中に脂質が網目状に広がり、
ロースより脂身が多いのが特徴です。
和洋中どんな料理にも使いやすい部位です。
▼おすすめの料理方法
しょうが焼き、ソテー、
しゃぶしゃぶ(薄切り) など豚肉特有のコクと香りが強く濃厚な味わい。赤身の中に脂質が網目状に広がり、ロースより脂身が多いのが特徴です。和洋中どんな料理にも使いやすい部位です。
▼おすすめの料理方法
しょうが焼き、ソテー、しゃぶしゃぶ(薄切り) など
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バラ
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ベーコンでもおなじみ、赤身と脂身が
層になっている「三枚肉」です。
加熱したときに出る脂の旨みを生かした、
こってりとした料理によく合います。
▼おすすめの料理方法
鍋料理、豚汁、角煮などの煮もの などベーコンでもおなじみ、赤身と脂身が層になっている「三枚肉」です。加熱したときに出る脂の旨みを生かした、こってりとした料理によく合います。
▼おすすめの料理方法
鍋料理、豚汁、角煮などの煮もの など
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ヒレ
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脂肪がほとんどなく淡白な味わいながらも、
キメが細かくやわらか。
一頭からわずかしかとれないため
貴重な部位ですが、おいしさは格別です。
▼おすすめの料理方法
ヒレカツ、ソテー など脂肪がほとんどなく淡白な味わいながらも、きめが細かくやわらか。一頭からわずかしかとれないため貴重な部位ですが、おいしさは格別です。
▼おすすめの料理方法
ヒレカツ、ソテー など
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モモ
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筋肉が多めの赤身。
脂肪は少なくあっさりとした味わいで、
肉質はきめ細やかでやわらかめ。
▼おすすめの料理方法
ローストポーク、焼き豚、豚汁 など筋肉が多めの赤身。脂肪は少なくあっさりとした味わいで、肉質はきめ細やかでやわらかめ。
▼おすすめの料理方法
ローストポーク、焼き豚、豚汁 など
部位以外にも、ブロック、薄切り、小間切れなど、切り方によって合う料理も変わってくるので、使う料理や気分に合わせて選び分けたい豚肉。今日はどんな豚肉料理にしようかな?
(SATETO編集部 堀尾)
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