子どもと一緒におやつを作りたい。
ヘルシーだったら、なおのことよし!
家事が落ち着く休日のお昼時は、子どもと一緒にゆっくりとおやつでも作れたら最高です。いつものゼリーじゃちょっと物足りないし、子どものおやつには、できるだけ栄養価のある素材を使いたい。
そんな母心を叶えてくれる、簡単に作れて、身体にやさしいおやつを、料理家のコンドオミユキさんに教えてもらいました。
▲ 身近な材料を使った料理や、おやつ作りが得意なコンドオさん。気さくな人柄に惹かれて、コンドオさんのお宅には昔ながらの友人がよく集まっています。
いつもの豆腐が、ぷるぷるデザートに早変わり
豆腐とレモンのキラキラ寒天
コンドオさんが教えてくれたのは、絹ごし豆腐を寒天で固めたヘルシーなデザート。コロンとした見た目のかわいらしさからは、これが豆腐からできているとは想像もつきません。シロップをかければ、キラキラ輝く水晶のよう。レモンの爽やかな甘酸っぱさがたまりません。
わが家のホームパーティーでのデザートによく作っています。気軽に作れて見た目は華やか。食事のあとにさっぱりといただけるので、好評ですよ。
- 水 250cc
- 粉寒天 2g
- 絹ごし豆腐 50g
- メープルシロップ 大さじ2
- レモン汁 大さじ1
- クコの実(トッピング用) 適宜
コンドオさんからのアドバイス:
■ シロップとレモン量はお好みで
シロップの量を控えめにすれば、さっぱりとした大人の味に。レモンを少量にすれば子ども向けの甘酸っぱい味になるので、好みに合わせて加減してください。メープルシロップがない場合は、ハチミツをお湯で溶いて加えたものでも合いますよ。
クコの実、メープルシロップ、レモン汁を合わせる。
分量の水と粉寒天を鍋に入れ溶かし1~2分沸騰させる。
コンドオさんからのアドバイス:
粉寒天は沈みやすいので、鍋底から混ぜながら煮溶かします
2の火を止め、豆腐を細かめに崩して入れる。
コンドオさんからのアドバイス:
豆腐をコップに入れてフォークで潰したり、ビニール袋に入れて手でぐちゃぐちゃにしてもOK。なるべく細かく潰してください
1のシロップを大さじ1のみ加え(クコの実は入れない)、粗熱をとる。
カップなどにラップを敷いて、4を静かに流し入れる。
口の部分をひねり、ゴムなどでくくり、冷蔵庫で冷やし固める。
固まった4のひねったラップの部分をハサミなどでカットし、中身を器に盛り付け、1の残りのシロップとクコの実をお好みでかけて完成です。
コンドオさんからのアドバイス:
■ クコの実でアクセントを
今回は、クコの実をトッピングにしました。白い寒玉だけだと寂しい印象になりますが、のせるだけでパッと華やぎ、食欲そそる色合いに。シロップ漬けにしておくことで、柔らかく食べやすくなります。
なければ好みのフルーツを添えるだけでも◎
▲ おやつ作りも遊びの一部、できあがりを待つワクワクも楽しい時間です。自分で作ったデザートはいつも以上においしかったようで、あっという間に平らげくれました。
子どもにとって「おやつ」とは、体と心を成長させてくれる大切な存在。だからこそ、少しでもやさしい素材を使いたいですよね。豆腐が主役のデザートは、栄養もとれる理想的なおやつ。カロリーが気になる最近の私にもぴったりで、これから出番が増えそうな予感です。
( SATETO編集部 いはら )
教えてくれたのは
- 料理家 コンドオミユキ
- イートプランナーとして、レシピ制作や食品撮影スタイリング、器のコーディネート等を中心に活動。イラストレーター、美容家としての一面も持ち、「食」と「美」を中心とした「暮らしを楽しむ提案」を発信している。コープ組合員歴16年、「ただの炭酸水」がお気に入り。
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