節約したいときの救世主的な食材、豚バラ薄切り肉と厚揚げ。今回はそんなお助けコンビを使った食べ応えたっぷりのレシピをご紹介します。厚揚げを包み込むように豚バラ薄切り肉を巻くと、豚のかたまり肉もどきが完成。これを使って夏野菜たっぷりのポークカレーを作ります。この厚揚げの豚バラ巻きの作り方さえ覚えておけば、そのまま焼いて照焼き風にしたり、角煮風に煮込んだりといろいろ活用できそうですよ。
▲教えてくれたのは、彩り豊かな料理が得意なSHIMAさん。料理YouTuberとして日々ブログやYouTubeチャンネルにレシピを更新されています。
まるでかたまり肉の食感
「厚揚げ革命!ポーク巻き巻き夏カレー」
今回教えてもらったのは、豆腐のとろりとした食感と、豚バラ肉の旨みが見事にマッチしたボリュームたっぷりのカレーです。お肉の表面をしっかり焼けば、外はカリッと中はふんわり。まるで長時間煮込んだ豚の角煮のような食感に変身します。食欲が落ちてしまいがちな夏にぴったりな、スパイシーな味わいの一品です。
\ SHIMAさんのひとこと /
厚揚げなどの大豆製品は、精進料理やベジタリアンフードでも「お肉もどき」としてもよく使われる食材なので、食べ応えはもちろん、栄養面でも大満足間違いなし。お手頃価格で手に入りやすい季節野菜をたっぷり使うことで、節約しながらも全体量をかさ増ししました。
材料(6皿分)
- 豚バラ薄切り肉…16枚(約200g)
- 厚揚げ(16等分にカット)…160g
- なす…1本
- ピーマン…2個
- 赤パプリカ…1個
- 玉ねぎ…1個
- カレールウ…120g
- 水…700ml
- サラダ油…大さじ1
- 塩こしょう…適量
SHIMAさんからのアドバイス
今回は厚揚げをカットする手間をはぶくため、CO・OP便利なクッキングミニ厚揚げを使用しました。カットして作る場合は、薄切り肉の枚数が同じになるよう調整して下さいね。
作り方
1.野菜を切る
なすは約3cm大の乱切りに、玉ねぎは1cm大の角切り、ピーマンとパプリカはひと口大の乱切りにする。
2.お肉を巻く
厚揚げに豚バラ薄切り肉を巻く。
SHIMAさんに教わったポイント:
■厚揚げに豚バラ薄切り肉を巻く
豚バラ薄切り肉を広げて厚揚げをのせ、端からくるくると巻きます。半分の長さになるまで巻いたら、厚揚げを90°回転させ、もう片方も同様に包み込みます。厚揚げにしっかり密着させるように巻いておくと、剥がれることはほとんどないですよ。
3.焼く
フライパンにサラダ油を入れ中火にかける。フライパンが温まったら肉の巻き終わりを下にして2を入れて転がしながら焼く。
SHIMAさんに教わったポイント:
■肉の巻き終わりを下に
巻き終わりから焼くことで肉同士がしっかりと密着できるので、煮込んだときに剥がれにくくなります。
4.野菜も一緒に炒める
全面に焼き色がついたらなすを入れ軽く炒め、残りの野菜と塩こしょうを加え、さらに炒める。
SHIMAさんに教わったポイント:
■なすから炒める
なすを最初に入れると、お肉の油や旨みをしっかり吸ってよりおいしく仕上がります。
5.水を加える
玉ねぎが透き通ってきたら水を加え、強火でひと煮立ちさせる。
SHIMAさんに教わったポイント:
■アクはしっかり取り除く
アクは渋味や苦味の原因になります。煮ている最中にアクが出てきたら、取り除きましょう。
6.カレールウを溶かす
ぐつぐつと煮立ったら、火を止めてカレールウを溶かす。
7.完成
弱火にかけて、とろみが出たら完成。
このレシピで使えるコープ商品
便利なクッキングミニ厚揚げ 280g(28個入り)
使いたいときにいつでも
解凍不要、油抜き不要・切る手間なしで、料理に便利なひとくちサイズの厚揚げです。炒め物やスープの具などにご利用ください。国産大豆使用。
カレー屋仕込みの焙煎カレールー 500g
溶けやすいフレークタイプ
香辛料やチャツネ等を焙煎して一晩寝かせた、フルーティーでスパイス感のあるカレールーです。
見た目にもボリューム満点のカレーが完成しました。豚バラ薄切り肉と、ほどよく弾力のある厚揚げとの相性は抜群。油っぽくないので、何個でもパクパクと食べられそうな軽い口当たりでした。季節によって野菜を変えてアレンジしてみてもいいですね。
(SATETO編集部 寺尾)
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