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食べる安心ノートvol.7  冬でも油断大敵!!寒い季節の食中毒対策とは? 食べる安心ノートvol.7  冬でも油断大敵!!寒い季節の食中毒対策とは?

気温も湿度も高い夏は細菌にとって格好のシーズン。でも、乾燥した冬も食中毒に気を付ける必要があるんですって。
特に、ここ最近は住環境の発達や暖冬の影響で室内の気温や湿度が上がっています。夕食の残りや食材を出しっぱなしにしておくと、湯気の水分を栄養にして菌が増殖してしまうことも…。
寒い時期も油断厳禁。食品衛生おじさんと一緒に食中毒対策をおさらいしてみましょう!

ただいま〜

 

ただいま〜

こら!外から帰ってきたら手洗いとうがいしなさい!

 

こら!外から帰ってきたら手洗いとうがいしなさい!

え〜!やったよ〜

 

え〜!やったよ〜

水で流しただけじゃダメよ!ちゃんと石鹸で洗わなきゃ

 

水で流しただけじゃダメよ!ちゃんと石鹸で洗わなきゃ

寒いんだも〜ん

 

寒いんだも〜ん

冬はウイルス感染が流行するシーズンなんだから、予防のために手洗いやうがいはしっかりやらなきゃ

 

冬はウイルス感染が流行するシーズンなんだから、予防のために手洗いやうがいはしっかりやらなきゃ

そうそう、さて子さんも以前の学びが身についてきましたね

 

そうそう、さて子さんも以前の学びが身についてきましたね

 

それにね、ウイルス以外にも気をつけておきたいことがあるんですよ。特に、油断しがちな食中毒とか…

 

それにね、ウイルス以外にも気をつけておきたいことがあるんですよ。特に、油断しがちな食中毒とか…

食中毒!?冬は寒いし、乾燥しているから菌は繁殖しにくいんじゃないの?

 

食中毒!?冬は寒いし、乾燥しているから菌は繁殖しにくいんじゃないの?

そう思うでしょう?でもね、今は高気密・高断熱の住宅が増えてきているし、暖房器具や加湿器を使うおうちもかなり増えています。冬でも家の中は暖かいから、食中毒も発生するんです

 

そう思うでしょう?でもね、今は高気密・高断熱の住宅が増えてきているし、暖房器具や加湿器を使うおうちもかなり増えています。冬でも家の中は暖かいから、食中毒も発生するんです

 

そういえば、鍋とかシチューとかアツアツの料理って、冷蔵庫に入れずそのままコンロに放置しちゃうことが多いわ。フタの裏に水滴がいっぱい付いていることもあるし、気をつけた方がいいのかも

 

そういえば、鍋とかシチューとかアツアツの料理って、冷蔵庫に入れずそのままコンロに放置しちゃうことが多いわ。フタの裏に水滴がいっぱい付いていることもあるし、気をつけた方がいいのかも

そうなんです。食中毒予防の3原則を元に冬の対策を考えてみましょう

 

そうなんです。食中毒予防の3原則を元に冬の対策を考えてみましょう

 

 

食中毒菌を付けない 食中毒菌を付けない

 

寒くても手洗い・うがいをしっかりと! 寒くても手洗い・うがいをしっかりと!

お湯を使うと手の皮膚が荒れてしまうこともあるので、洗うなら冷たい水が望ましいです。洗った後は、乾いた清潔なタオルできちんと水気を取りましょう。手が荒れると調理する時に菌を媒介してしまう可能性があるので、ハンドクリームなどで、こまめなケアも心がけて。

 

手洗い動画を見たり、好きな香りのハンドソープを使ったり、工夫して手洗いを楽しめばがんばれそう

 

手洗い動画を見たり、好きな香りのハンドソープを使ったり、工夫して手洗いを楽しめばがんばれそう

 

 

食中毒菌を増やさない 食中毒菌を増やさない

 

残った料理や食材は必ず冷蔵庫へ 残った料理や食材は必ず冷蔵庫へ

環境省が提唱する暖房時の室温の目安は大体20℃だそうです。でも、これは食中毒を引き起こす細菌が活発に働き始める温度でもあります。そのまま室温の中に置いておけば、菌はどんどん増殖します。残った料理は粗熱をとった後、必ず冷蔵庫へ。

 

冬に人気のアノ料理もご用心! 冬に人気のアノ料理もご用心!
シチュー シチュー

牛乳や生クリームは菌が増えやすい。

鍋料理 鍋料理

野菜や豆腐など水気が多い食材がたくさん。残ったスープで雑炊を作るなど、翌日にも持ち越しがち。

 

 

旨みがとけこんだ煮込み料理は菌にとっても栄養がいっぱいなのね

 

旨みがとけこんだ煮込み料理は菌にとっても栄養がいっぱいなのね

 

アツアツ料理を保存する前に... アツアツ料理を保存する前に...

鍋やシチュー、カレーなど液状の料理は、できるだけ短時間で粗熱を
取るのがポイント。表面が冷めているように感じても中心部分に熱が
こもっている場合もありますので、底の浅い容器に小分けして表面積
を増やすと早く冷めますよ。

鍋やシチュー、カレーなど液状の料理は、できるだけ短時間で粗熱を取るのがポイント。表面が冷めているように感じても中心部分に熱がこもっている場合もありますので、底の浅い容器に小分けして表面積を増やすと早く冷めますよ。

小分けにして早く冷ます! 小分けにして早く冷ます!

鍋そのままだとなかなか冷めないのよね。水を張ったシンクに鍋ごとつけたり、保冷剤を底に敷いたり、小型扇風機で風を当ててあげてもいいかもね

 

鍋そのままだとなかなか冷めないのよね。水を張ったシンクに鍋ごとつけたり、保冷剤を底に敷いたり、小型扇風機で風を当ててあげてもいいかもね

 

食中毒菌をやっつける 食中毒菌をやっつける

 

再温めの場合も十分加熱を! 再温めの場合も十分加熱を!

加熱の目安は中心部分の温度が75℃で1分以上です。スープやシチューは必ず沸騰させること。時間が経ったものや異変を感じたものは食べずに捨てましょう。

 

冬といえばウイルス対策ってイメージだったけれど、菌による食中毒は盲点だったわ

 

冬といえばウイルス対策ってイメージだったけれど、菌による食中毒は盲点だったわ

住宅環境が快適になっている反面、“昔の当たり前”が通用しない問題も出てくるんです。衛生管理もアップデートしましょう

 

住宅環境が快適になっている反面、“昔の当たり前”が通用しない問題も出てくるんです。衛生管理もアップデートしましょう

食中毒もウイルスも毎日の手洗いうがいで予防できるから、寒くてもちゃんと続けるよ

 

食中毒もウイルスも毎日の手洗いうがいで予防できるから、寒くてもちゃんと続けるよ

家族を守るためにも、みんなでがんばろ〜

 

家族を守るためにも、みんなでがんばろ〜

外は寒いけど、皆さんの家族愛になんだか心があったかくなりました。ホロリ

 

外は寒いけど、皆さんの家族愛になんだか心があったかくなりました。ホロリ

 

かるたで楽しく学びましょう! かるたで楽しく学びましょう!

コープ九州では、組合員の皆さんが家族で食品衛生の知識を楽しみながら学べる「かるた」を作成しました。ご家庭で遊びながら、くらし上手を目指しましょう。

 

 

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