そのまま食べるイメージが強い納豆ですが、焼いたり揚げたりと、意外とその食べ方はバラエティーに富んでいます。今回は、大豆性食品を使った料理が得意な料理家の香月夫妻に、野菜がたっぷり入った納豆の春巻きを教えていただきました。
\ 香月夫妻のひとこと /
納豆のネバネバ感と春巻きのパリパリ感が意外と好相性のレシピです。野菜と一緒に切り干し大根を入れることで、食感にアクセントが生まれます。
1.野菜を切る
人参はせん切り、ネギは薄く斜め切り、えのきは1/2の長さにカットし、ほぐしておく。
2.野菜を炒める
強火で熱した鍋にごま油をひき、人参を炒め、えのきとねぎを加えてさらに炒める。
野菜全体がしんなりしてきたら、塩・こしょうを振る。
3.切り干し大根を加える
戻す前の切り干し大根を加えて炒め、最後に醤油を回しかけて味をなじませ、冷ましておく。
4.野菜と納豆を合わせる
3が冷めたら、納豆を混ぜる。
5.春巻きの皮で包む
4を春巻きの皮で包む。
6.揚げる
170℃の油で2〜3分、こんがりするまで揚げる。
7.完成
味付けはそのままでも、酢醤油やからしをつけてもOK。加熱されていることでいつも以上にふっくら柔らかい納豆と、たくさんの野菜、そしてパリパリの皮の相性がたまりません。ポリポリとした切り干し大根の歯ごたえと風味も効いています。おつまみにも、夜ごはんのおかずにもいいですね。
( SATETO編集部 堀尾 )
教えてくれたのは/香月恵嗣さん・千代子さん
お料理全般は恵嗣さん、お菓子は千代子さん担当。恵嗣さんが福岡県で飲食店を営むかたわら、お二人で野菜や大豆性食品を中心とした料理を、ケータリングやお弁当などで提供されています。一男一女との4人家族。