晩酌タイムのおつまみや、ちょっとしたホームパーティ、運動会、行楽、いつものお弁当など、さまざまなシーンで大活躍してくれる「飾り切り」。ちくわやかまぼこなど、おつまみやお弁当にぴったりの食材を中心に、シンプルで飽きのこない飾り切りをご紹介します。
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福岡県の山あいで飲食店を営むももさん。
地産地消・旬の食材を中心に考案したメ
ニューを提供されています。


福岡県の山あいで飲食店を営むももさん。地産地消・旬の食材を中心に考案したメニューを提供されています。

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冷蔵庫に常備していることの多い食材を使った飾り切りです。
ひと手間加えるだけで、見た目の印象ががらりとチェンジ。何
より、子どもから大人まで、家族がみんなよろこんでくれる
ので「少しがんばってみてもいいかも」と思えるはずです。



冷蔵庫に常備していることの多い食材を使った飾り切りです。ひと手間加えるだけで、見た目の印象ががらりとチェンジ。何より、子どもから大人まで、家族がみんなよろこんでくれるので「少しがんばってみてもいいかも」と思えるはずです。



おつまみ・お弁当が華やかになる飾り切り
材料 ちくわ
作り方
1.ちくわを縦半分にカットして二等分にする。
2.ちくわの上を2cmほど残して、縦に3等分になるように切る。
3.2で3等分に切った部分を三つ編みの要領で編み、編み終わりの部分を内側に入れ込むように丸める。
4.楊枝で固定する。
ももさんに教わったポイント:
■ バラバラにならないコツ
三つ編みの編み終わり部分がバラバラにならないように、ひとつにまとめて内側に巻き込むのがポイント。楊枝で中心部分をしっかりと固定し、三つ編みがほどけないようにしましょう。
材料 かまぼこ、乾燥パスタ
作り方
1.かまぼこを8mm〜1cmほどの厚さに切り、板から外す。
2.1を縦向きに置いて、真ん中に切り込みを入れる。この時、端を1cmほど残して切り離さないようにする。
3.切り込みを入れたほうを外側に広げ、端と端を合わせて乾燥パスタで固定する。
ももさんに教わったポイント:
■ 左右対称に仕上げる
左右が同じ幅になるようカットすると、きれいな形に仕上がります。かまぼこが薄すぎると自立しなくなってしまうので注意しましょう。
■ 乾燥パスタは取って食べる
パスタが時間とともにふやけて一緒に食べられるようになる場合もありますが、固い場合は取り外して食べましょう。
材料 きゅうり
作り方
1.きゅうりの端を切り落とし、3〜4等分の長さにカットする。
2.きゅうりの中心部に菜箸をあて、押し込むようにしてくり抜く。
3.2を約8mmの輪切りにしたものを2つ用意し、両方に切り込みを入れる。
4.切り込み同士を差し込むようにしてつなげる。
ももさんに教わったポイント:
■ 菜箸の太さの調整を
きゅうりの太さに合わせて菜箸の箸先、または箸頭のどちらかを使用するようにしましょう。ストローを使用してもOK。
■ きゅうりが長すぎると穴を開けにくい
きゅうりが長いままだと、箸が中心を通りづらく、くり抜きづらい場合があります。あらかじめ3〜4等分の長さにカットしておくと、穴を開けやすくなりますよ。
材料 ちくわ
作り方
1.ちくわを2等分にカットする。
2.ちくわを縦に置き、真ん中あたりに包丁の先端を縦方向に差し込み、切れ目を入れる。
3.2で入れた切れ目が水平になるように置き、切り込みに対して斜めに、ちくわの半分まで切り込みを入れる。裏返して同様に切り込みを入れ、切り離す。
ももさんに教わったポイント:
■ ゆっくり丁寧にカット
深く切り込みを入れすぎると切り落としてしまうことがあるので慎重に作業しましょう。
■ ちくわの向きに注意
「たがい切り」という名前の通り、裏と表に“たがい違い”に切り込みを入れることできれいな飾り切りが完成します。
■ ちくわ×別食材のコラボが楽しい
そのままだとちょっと味けないちくわ。きゅうりやチーズ
などお好みの食材を詰めて色々な味を楽しんでください。


材料 かまぼこ
作り方
1.約3mm幅にカットしたかまぼこを3枚用意する。
2.1枚ずつくるくると巻き付け、楊枝で固定する。
ももさんに教わったポイント:
■ バラに近づけるために
2枚目と3枚目を巻き始める位置を調整すると、花びらに動きが出ますよ。
材料 ウインナー
作り方
1.ウインナーの側面に、等間隔に斜めに切り込みを入れる。
2.フライパンで軽く炒める。
ももさんに教わったポイント:
■ より見栄えよく
等間隔にカットすると見栄えよく仕上がります。


▲ 本日ご紹介した飾り切りを、おつまみやお弁当にぴったりのレシピとともに近日公開予定です!
どの飾り切りも想像以上に簡単に仕上がることにびっくりです。ほんの“ひと手間”をプラスするだけなので、ハレの日はもちろんお弁当やおつまみにも気軽に取り入れられそうですね。
( SATETO編集部 寺尾 )