
冷凍ほうれん草っておいしいの? 安全なの? 一体どうやって作られているの?? いろいろな疑問がありますよね。今回は、そんな疑問に、冷凍ほうれん草を製造するメーカーの方に、ズバリ答えていただきました。
- 冷凍ほうれん草 INDEX
- 1.冷凍ほうれん草の3つのいいこと
- 2.この手軽さ手放せない 冷凍ほうれん草活用レシピ
- 3.もっとおしえて冷凍ほうれん草←今回はここ
\ お答えします /

九州のカットほうれん草 製造元 有限会社畑中物産 工場長 前田さん

A. 冷凍加工用の大きくて栄養価の高いほうれん草を使っています。
青果として出荷できなかったものを利用するのではなく、最初から冷凍加工用として大きく育てた肉厚のほうれん草を使っています。青果用が通常、20~30cmで収穫されるのに比べ、冷凍加工用は35~40cm まで待ってから収穫します。 長い期間、畑でじっくりと育つため、甘みもより濃くなるというわけです。

A. いいえ。
マイナス18℃以下で低温保存しているからです。
冷凍ほうれん草は、新鮮なほうれん草を低温で急速に凍結して、おいしさや品質を保っています。生産から販売までマイナス18℃以下の低温状態で管理しているので、腐敗や食中毒の原因となる細菌が繁殖する心配がありません。だから、保存料を使わなくても日持ちするのです。

A. 着色はしません。それはブランチングのなせる業です。
着色は一切していませんよ。ほうれん草を洗浄した後、ブランチングという工程があります。「九州のカットほうれん草」の場合は、95℃以上の蒸気で1分間ほど蒸しています。茹でるのではなく短時間蒸すことで、ほうれん草の持つ風味や鮮やかな緑色を生かすことができるのです。

A. うまみや栄養を壊さないよう、急速冷凍しています。
低温で急速凍結することで、ほうれん草の細胞組織にできる氷の結晶が小さくなります。組織が壊れにくく、甘みや栄養素が損なわれません。
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