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  • つきたて、おいしか〜!SATETO編集部の餅つきレポート

みなさん、こんにちは。曽祖父の代から博多っ子の編集部員・堀尾です。今年もいよいよお餅の季節到来! ということで、このたび私たちSATETO編集部員は、料理家・中山百代さんのご自宅で開催されたお餅つきに参加してきました。私もお餅は大好きですが、自分でお餅をつくことってなかなかありません。果たして上手につけるかいな……? いえいえ大丈夫。素人でもおいしいお餅がつけるのが、餅つきの良さ。そして何といっても、つきたてのお餅はほっぺたが落ちるほどにおいしく、幸せな気持ちにしてくれます。最後に、おうちで手軽にできる餅つきについても紹介します!

年末年始ってどうしてお餅つきすると? 日本では、お祭りや特別な日に、いつもお餅を食べてきました。例えばひな祭りのひし餅、五月のかしわ餅など、今でもそうですね。お正月は一年でもっとも特別な日。その年の豊作や健康を祈ったりと、たくさんの意味をもっています。 年末の餅つき 鏡餅 鏡餅は、神様が宿る場所。一年を見守ってくださる神様に捧げる餅をつくるための、大切な餅つき。 年始の餅つき 雑煮 神様への捧げものを自分たちも食べることで、神様から生命力をいただく意味合いがある。

なるほど。と、餅つきの由来がなんとなくわかったところで、さっそくももさんちの餅つきを紹介します。ももさんのところでは、毎年ご近所の方やお店のスタッフなど、たくさんの人たちが集まってみんなでお餅をついています。

1.餅つきは前日の準備が大切!

もち米は前の晩から水に浸しておきます。ももさんのところでは、白米、玄米、赤米、黒米など、色々な種類のもち米を準備。

2.もち米を蒸す

大きな釜で、もち米を蒸していきます。庭のすみっこでは、遊びながら薪を割る子どもたちの姿が。

3.お餅に混ぜたい食材を用意

餅に混ぜるよもぎは前の日に裏山で摘んできたもの。茹でてアクを抜き、すり鉢ですりつぶします。

黒豆は、近所の農家さんが採ってきたもの。あらかじめ煎っておきます。

4.お餅と一緒に食べたいものを準備

ついた餅と一緒に食べたいものを準備します。この日はあんこ、きなこ、大根おろし。

あと、お雑煮も。福岡では、あご(トビウオ)のだしをお雑煮に使うことが多いです。そこにブリとかつお菜を入れるのが基本。あとは色々とお好みで変化します。この日は鶏肉、金時人参、大根など具沢山なお雑煮。

5.本日のメインイベント、餅つき!

ぐっと腰を入れて、リズミカルに、大人も子どもも、ぺったんぺったん。

6.餅を丸める

つきたての餅を、熱いうちにどんどんちぎって丸めていきます。親指と人差し指の間から丸めながら押し出すのが案外難しい……。

7.好きに食べる

きなこ餅や、あんこ餅を思い思いにいただきます。

大根おろしに、お雑煮まで。

8.お土産も、餅

食べきれなかった餅(のほうが断然多い)を、新聞紙を折って作った箱に詰めて持ち帰り!

ちなみにこの日ついた餅は、きび、黒米、赤米、玄米、白、よもぎ、黒豆の7種類でした。

餅つきを終えて

年末年始の風物詩、餅つき。最近ではなかなか見なくなりましたが、実際に自分たちの手でついてみると、大変だけど、楽しい! そしてつきたての餅は、たまらなくおいしい!! 慣れないリズムでもいい、お餅をつくことでみんなが笑顔になれた寒い冬の一日でした。さて、餅つきはまた一年後。来年もみなさまが健やかに過ごせますように!

「おうちでもつきたての餅が食べられたらさぞ幸せやろうな……」と思ってはみても、こんな大変なことを自分ちの台所でできる気がしなかった堀尾。でも調べてみると、案外簡単にできるかもと知り、さっそく試してみました! 結果、蒸し器の代わりに炊飯器、臼と杵の代わりに炊飯器の釜とすり棒を使って、意外と簡単にできることが判明! せっかくなので、結果を報告します!

材料(4人分)

もち米…3合
片栗粉(または団子粉や打ち粉)…適量

用意するもの

炊飯器、すり棒

作り方

1. もち米を洗う。
2. 1〜2時間ほど水に浸しておく。
3. 炊飯器で炊く

■ポイント
あらかじめ浸水していた場合は、水分量は通常のお米の半分くらいでOK。また急速炊きがあれば、それで炊飯。

▲ 急速炊飯で炊き上がったもち米。ツヤツヤしていておこわみたいな感じ。芯はなく、柔らかめ。

4. 熱いうちにすり棒などでついてついてつきまくる。

■ポイント
最初は粒がバラバラなので飛び散らないように静かにつこう。

▲ しばらくついていると、ひとまとまりになってきた!でもまだまだ!

5. 片栗粉を広げたまな板の上に取り出して、好きな大きさに丸める。

▲ 3合のもち米で、普通の丸もちサイズ16個が出来上がり。

実は2回挑戦した私。1度目は通常の3/4の水分量で炊飯したところ、水が多すぎたのか? 少しべちゃっとしてしまって、丸めるのが非常に大変でした。でも食べてみると、それはそれで柔らかくて◎。
2度目は水分量を通常の半分にしてトライ。いい感じの柔らかさに仕上がって、丸めやすかったです。
ただどちらも、少しコシが弱い印象。個人的な推測ですが、杵と臼はある程度の高さから杵を振り下ろせる上、米の粒がなくなるくらい徹底的につくため、コシが出やすいのかもしれません。自分でつくとどうしても力不足で、お米の粒がなくなるまでつくのは至難の技(子どもと一緒にやると楽しいけど、永遠につき終わらない気がしてくる)。
半分 “おはぎ”っぽいのもあったけど、それでも、つきたてのお餅はやっぱり格別で、子どもも大喜びできなこにまぶして頬張っていました。
とにもかくにも、おうちでも餅つきは、できます! マンションで餅つきできない人も、一人暮らしだけど餅つきしてみたい人も、ぜひやってみて!

SATETOでもたびたび登場していただいている料理家の中山百代さん。
彼女がこれまでに提供してくださったレシピをまとめた記事はこちら。


(SATETO編集部 堀尾)