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プロが教える洗濯の基本&時短アイデア、洗濯マークの意味も! プロが教える洗濯の基本&時短アイデア、洗濯マークの意味も!

 

 

 

忙しい毎日の中で、多くの家事をこなすのは大変!特に洗濯は、「気づけば洗濯物の山…」「部屋干しはなかなか乾かず臭いが気になる」なんてこと、ありませんか?そこで今回は、毎日の洗濯をもっと楽にする方法を時短家事コーディネーターにおしえてもらいます!基本の洗濯や洗濯マークの読み方、効率よく乾かす方法、さらには目からうろこの時短術まで。洗濯にまつわる負担をぐっと軽くするアイデアが満載です!

 

災害時に実際に役立った防災グッズは? 災害時に実際に役立った防災グッズは?

「洗濯」は毎日の暮らしに欠かせない家事のひとつですが、人によって好き・嫌いが分かれるもの。そこでコープ九州の職員に、日々の洗濯事情について聞いてみました!
(2025年1月実施 回答者49名)

洗濯は好きですか? 洗濯は好きですか?

グラフ_01 グラフ_01

 

洗濯は誰がしていますか? 洗濯は誰がしていますか?

グラフ_02 グラフ_02

こんな声も!

・洗うのは洗濯機がしてくれるけど、洗濯機は干してはくれません…
・自分・夫・子どもたち、各自が洗濯して干してたたみます
・干すのは夫と二人でしています

 

洗濯は誰がしていますか? 洗濯は誰がしていますか?

グラフ_02 グラフ_02

こんな声も!

・寒い日に外に干すのは嫌…

 

洗濯は好きでも、干したり、たたんだりする作業が面倒という方も。でも洗濯は料理に比べて手順が決まっている分、ちょっとの工夫でラクになる家事でもあります。そこで時短テクニックの達人である時短家事コーディネーター・杉本さんに、洗濯をスムーズにするコツを教えてもらいましょう!

 

教えてくれるのは 教えてくれるのは

家事代行サービスを通じて、産前産後のママをサポート。掃除や片付けの専門家として、自分の時間を大切にできるように時短家事を提案しています。中学1年・小学3年生の兄弟の母。

 

 

基本のステップ 洗濯の仕方 基本のステップ 洗濯の仕方

まずは洗濯の基本をおさえましょう!

 

step1_洗濯物を分別する step1_洗濯物を分別する

衣類を色、素材別に分けます。特に白い衣類と色物・柄物は分けて洗うと、色移りが防げます。また、タオルやシーツは洋服とは別に洗うのがベスト。デリケートな素材(シルクやウールなど)は、特別な扱いが必要なので、別々に洗うことをおすすめします。

 

step2_洗濯表示マークの確認 step2_洗濯表示マークの確認

衣類に付いている洗濯表示マークを確認しましょう。マークに従って適切に洗うことで、縮みや色落ちを防ぎ、衣類を長持ちさせることができます。

参考:消費者庁「新しい洗濯表示」

 

step3_洗剤を選ぶ step3_洗剤を選ぶ

汚れの種類や洗濯物に合わせて洗剤を選べば、洗浄効果がアップ!

液体洗剤

水に溶けやすく、すすぎ残りが少ないのが特徴。特に油汚れに強く、低温の水でも効果を発揮します。色物やデリケートな衣類にも適しています。

セフターエナジー セフターエナジー 抗菌・防臭 セフターエナジー  強力洗浄セフターエナジー セフターエナジー 抗菌・防臭 セフターエナジー  強力洗浄

 

粉末洗剤

洗浄力が高く、泥汚れや黄ばみなど頑固な汚れに効果的。しつこい汚れはお湯を使うと落ちやすいです。白物や運動着、泥汚れが気になる衣類に適しています。

粉末洗剤 セフター セフターE粉末洗剤 セフター セフターE

 

植物由来・無添加タイプなど

合成界面活性剤や香料を含まないものが多く、肌が敏感な方や赤ちゃんの衣類におすすめ。洗浄力はやや穏やかなので、軽い汚れ向きです。

おおぞら 液体せっけん おおぞら 粉せっけん おおぞらおおぞら 液体せっけん おおぞら 粉せっけん おおぞら

 

柔軟剤

絶対に必要なものではありませんが、洗剤と合わせて使うと、衣類をふんわり仕上げたり、静電気を防いだりできます。使用の際は、規定量を守りましょう。

 

step4_洗濯ネットを使う step4_洗濯ネットを使う

洗濯ネットは、デリケート素材の衣類、型崩れを防ぎたい衣類、毛玉やほつれを防ぎたい時に使うと、大切な衣類を長持ちさせられます。

 

【時短家事コーディネーター杉本さんに聞く! 効率的な洗濯のコツQ&A】 【時短家事コーディネーター杉本さんに聞く! 効率的な洗濯のコツQ&A】

Q
「襟元の汚れがなかなか落ちません…。
何か方法は?」

A.「アルカリ性電解水」がおすすめです。

襟元の皮脂汚れが落ちないときは、「アルカリ性電解水」を使うのが効果的です。襟元に直接スプレーし、軽くなじませて5〜10分ほど置いた後、通常通り洗濯機で洗います。アルカリ電解水は、掃除に使うイメージが強いかもしれませんが、衣類にも使える便利なアイテム。汚れや臭いをしっかり落としてくれます。

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Q
「真っ白なTシャツ。
洗って収納したのに、
黄ばんでいるのはなぜ?」

A.衣替え、季節の終わりには「しまい洗い」を!

特に汗が染み込みやすい夏物の衣類は「しまい洗い」が大切!皮脂汚れや汗は普段の洗濯では落とし切れず、時間が経つと黄ばみや臭いの原因になります。収納する前に、「酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)」 をお湯で溶かし、衣類をつけ置きた後に洗濯機で洗いましょう。洗濯の際は、すすぎを2回以上行うと効果的。しっかり乾かして、来年まで気持ちよく保管を!

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工夫次第で早く乾く!洗濯の干し方のコツ 工夫次第で早く乾く!洗濯の干し方のコツ

洗濯物の干し方に決まったルールはありませんが、少しの工夫で乾きが早くなることも。わが家流の干し方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

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ピンチハンガーの
小物やタオル

おすすめなのが「アーチ干し」です。ピンチハンガーの両端に丈の長いもの、中央には丈の短いものを干すと、洗濯物の水分が蒸発し、乾きやすくなります。タオルもタオルハンガーに折って干すのではなく、ピンチで止めて真っ直ぐにして干すことで風がよく当たり乾きが早くなります。

 

シャツ類

全体を縦横にひっぱり、裾やそで口を広げ、なるべくシワができないように干します。このひと手間が、のちにアイロンをかける際の手間を軽減!優しく生地を引っ張って整えましょう。

脇下のサイドの縫い目を、上下に引っ張る。

両脇をつかんで横に広げる。

後ろ身ごろを上下に引っ張る。

そで口は両端を丸く引っ張りながら整える。

 

デニムやパンツ類

デニムやパンツ類は、縫い目が重なっている裏側の方が乾きにくいため、干す際は裏返して干します。ウエストの部分を洗濯ハンガーのピンチで4カ所ほど留めて筒状に広げ、空気の通り道を作りましょう。衣類は上から下に乾くため、厚みのあるウエスト部分を上にして干します。

■こんな便利なグッズも!

なかなか乾かないジーンズには、パンツ専用の洗濯ハンガーがおすすめ。空気の通り道ができて乾きやすい上に、重さでピンチハンガーが傾くこともなし。

 

パーカー

フード部分が乾きにくい厚手のパーカーは、逆さ干しがおすすめ。フードや肩の部分に水分がたまりにくく、均等に乾きやすくなります。

■こんな便利なグッズも!

折りたたみ式で、肩幅の調節が可能なフード専用ハンガー。フード部分を広げて干せるので乾きやすく、型崩れもしにくいです。フックは 360度回転するので、好きな向きに調整できます。

 

タオル

長さをそろえて半分に折って干すと、濡れた面同士が向き合い、乾くのに時間がかかります。向き合う面を少しずらして干すと、空気の当たる面が広くなり、乾きが早くなります。

 

ニットやデリケート素材

ニットなどのデリケート素材の衣類は、平干しネットを使って型崩れを防止します。平干しネットがない場合でも、ハンガーを2つ用意して、もう1つのハンガーに袖を垂れかける“お化け干し”にすることで、そで口が伸びるのを防げます。

 

 

花粉・梅雨時期の部屋干しの工夫 花粉・梅雨時期の部屋干しの工夫

わが家では、寒い冬はもちろん、花粉や梅雨時期にも、エアコンの下で部屋干しています。ドライ機能を使うと臭いの原因となる湿気も防げて乾きも早いです。下から扇風機やサーキュレーターなどで風を当てるとさらに時短になるのでおすすめです。

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時短家事コーディネーター杉本さん流!目からうろこの時短術 時短家事コーディネーター杉本さん流!目からうろこの時短術

「洗う、干す、たたむ、しまう」まで、時間がかかる洗濯。そこで、杉本さんが日頃から実践している時短テクニックをおしえてもらいましょう。 今日からマネしたくなるアイデアが満載です!

家族の下着は
“シールが目印”

家族が多いと、同色の下着が誰のものか分からない!なんてことありませんか。だからといって、内側にあるネームタグに名前を書くと、わざわざ裏返して確認しないといけません。わが家では、色別のシールを付けて誰のものか一目でわかるようにしています。

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下着類は “立てて”収納

下着類は引き出しに「立てて収納」しています。上に重ねると、下のものを取るたびに引き出しの中が乱れてぐちゃぐちゃに。立てて収納すれば、引き出しを開けた時に一目でわかり、取り出しもスムーズ。そして、ここでも分別シールが大活躍!立てた時に上になる部分に事前に、「三角シール=長そで」「四角シール=半そで」と、分別シールをカットして貼っておきます。そうすれば、たたんでしまう時にいつでもシールが上に来て、誰の下着か一目瞭然!

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洗濯物はたたまずに
“かけて収納”

洗濯が終わっても、「たたむ→収納」までの作業が面倒に感じていました。そこで思い付いたのが、洗濯物が乾いたら、そのままハンガーごとクローゼットに移動して「かけて収納」するアイデア。デニムやパンツ類は裏返したままになるので、「着る時に自分で戻して履いてね」の一言でOK。自宅なので誰にも見られないし…と割り切っています。初めてやってみた時に、クローゼットの収納スペースが足りなかったので、突っ張り棒を追加設置。今のところ不自由なく収納できています。これで洋服をたたむのは下着やタオルくらいになりました!

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“お風呂セット”で、
なおす手間を省く

わが家では毎日洗濯をするので、朝洗ったものは夜には乾いています。洗濯物をたたんでなおしても、どうせまた今夜着るのなら…と、お風呂上りに着るパジャマや下着はタオルでクルッと巻くだけ。家族それぞれの分をまとめて洗濯機の上に置けば、畳んで収納する手間が省ける上に、「あ、お風呂場に下着持ってくるの忘れた」なんてことにならず一石二鳥。おかげで下着は、引き出しの中に兄弟分を一緒に入れられるくらい必要最低限で済んでいます。

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便利グッズを活用する

洗濯物をカゴから取り出して干す時、腰に負担がかかるのを防ぎたい!と見つけたのが、脚付きの洗濯かご。高さがあるので腰をかがめずに洗濯物を取り出せます。折りたたみ式で、場所を取らないのもお気に入り。母にもプレゼントしました!

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そしてもうひとつ。洗濯物を取り込む時、引っ張るだけで洗濯物を簡単に取り込めるピンチハンガーが大活躍!一気に取り外せてあっという間に取り込み完了。子どもたちも喜んでお手伝いしてくれます。

 


時短家事コーディネーターの杉本さんと、事前に打ち合わせをしている段階から「へー、なるほど!」の言葉が何度漏れ出たことか。洗濯に限らず、どんな家事でも時短できるところは見直して、自分や子ども、家族と過ごすための時間を10分でも捻出できたらいいですね。「家の中だし、他人に見られるわけではないと割り切っています」の一言に、完璧を目指すのではなく、自分にとって続けやすい方法を選ぶことが大切!と気づかされました。
(SATETO編集部 佐藤)


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