おいしく安全で適正価格の商品づくり

寺本果実園がある熊本市西区川内町は、眼下に広がる有明海と、背後の金峰山との間に位置し、昼夜の温度差が10℃前後と大きく柑橘類栽培に適した気候です。江戸時代からみかんの名産地として知られてきたこの地で、30年以上の取り引きがあります。現代表の寺本さんは、代表に就任してこの10年以上にわたり組合員の皆さんの期待を裏切らないよう、「おいしく、安全で、適正価格」の商品づくりに努めてきました。

酸味と甘味のバランスがいい、愛されみかん

寺本果実園では、全圃場、全作物を対象に柑橘類の特別栽培に取り組んでおり、熊本県の熊本型特別栽培農産物「有作くん」（※）の認証を受けています。農薬の使用料を削減するため、剪定により病害虫を抑える栽培が特徴です。特にみかんは酸味と甘味のバランスが良いのが特徴で、根強いファンの方が多くおられます。

（※）「有作くん（熊本型特別栽培農産物）」とは、土づくり・減化学肥料・減化学農薬等に関する県独自の「生産基準」に基づいて生産されたことを熊本県が認証した農産物です。