化学肥料や化学合成農薬に頼らない農業を実践

有機栽培に関する技術の実証及び普及への取組として、活動当初から産地視察や作業体験などの交流活動を地域内でも先駆けて実践しています。
地域で発生する家畜ふん等の資源を活用して自ら堆肥生産に取り組むとともに、春作収穫後はソルゴー・クロタラリアなどの緑肥による土づくりを行っています。また、使用する肥料は組織内で統一した有機質肥料とし、安定した品質の確保に努めています。このように土づくりを徹底させることで健全な農作物の生産に努め、化学合成農薬に頼らない生産を行っています。

つくる人〜食べる人、双方の顔が見える生産組織に

当たり前の事ですが、私たちが常に意識しているのは「安心・安全な、良い農産物を栽培する」という想い。自然と共生する職業ですので、収穫時期・生産数量の変動はつきものですし、豊富な食の現状の中、年代と共に変化していく食のスタイルに合わせた対応も必要です。そのために、組織で情報収集や体験を交換しながら、お互いが理解を深めるための交流を大切にしております。生協の職員・組合員との交流や情報の開示をしながら、栽培にも一層の努力を行っています。
つくる人～食べる人、双方の顔が見える生産組織であり続けられることを願い頑張ります。